2024年7月28日に「さいたまスーパーアリーナ」で催された真夏の格闘技の祭典「超RIZIN.3」のメインマッチにて、「平本蓮」選手に1R2分18秒TKO負けを喫した「朝倉未来」選手が、自身のYouTube「朝倉未来 Mikuru Asakura」チャンネルにて「引退」を表明しました。
2012年にMMAデビューしてから12年の思いを振り返った動画をアップした「朝倉未来」選手
「負けたら引退」を公言して臨んだ一戦でまさかの1R・KO負け。
X(旧Twitter)では、ファンからの「やめないでほしい」「引退は早い」「少し休んで帰ってきてほしい」「これで終わりは悲しすぎる」等の悲しみの声、願いが上がっています。
また年齢的な事もありますが「ファンをどん底に突き落としてこのまま終われるのか?」との意見も飛び交っています。
友人である「那須川天心」選手も
「引退しましょう 1.2年だけ」
と愛のあるコメントしており、しっかりと身体を休めてほしい願いが伝わります。
しかし、本来「朝倉未来」選手は、
「30歳になったら引退する」と公言していた選手であり
30歳までの成績は、15勝3敗と本当に素晴らしい実績を持っていました。
※現在「朝倉未来」選手は32歳
しかし30歳以降の成績は1勝4敗となっており
天才は自分の事が解っていたのかもしれません。
すべてが狂ってしまったのは「フロイド・メイウェザー」戦から
「ヴガール・ケラモフ」戦、「YA-MAN」戦と日本の格闘技を盛り上げてくれたのは間違いなく「朝倉未来」選手ですが、選手自身の一番の幸せを考えた時、やはり「残りの人生を健康に過ごせる」事が一番重要かと思います。
このまま格闘技を続けると「脳」へのダメージも深刻となりますので、このまま「引退」する事もファンならば容認すべきと考えます。
「朝倉未来」選手が世に与えた影響は、格闘技がすべてではありません。
格闘技以外にも才覚がある「朝倉未来」選手ですので、その素晴らしい才能を続けて他分野でも発揮してもらいたいものです。
「朝倉未来」のファンである当管理人は
「朝倉未来」の「引退」を受け入れます。
「朝倉未来」は最高です。
本当にお疲れ様でした。
多くの勇気を頂きまして、ありがとうございました。
更なるご活躍を願っております。
— 朝倉未来 (@Mikuruasakura_) July 29, 2024
朝倉未来、一夜明けて引退を表明【超RIZIN.3】
【超RIZIN.3】朝倉未来 VS 平本蓮
衝撃の1R138秒決着となったメインマッチ。
両者、様子を見合った序盤から「平本」選手が踏み込み「左フック」が炸裂。被弾した「朝倉」選手は、その後の「左右の連打」でダウンしました。
「朝倉」選手は、さらに追撃する「平本」選手のパウンドを被弾してTKOを喫してしまいました。
「平本」選手は絶叫!
4万8117人の超満員「さいたまスーパーアリーナ」に集まったファンを熱狂させました。
試合後、座りながら「ぼう然」とした表情をする「朝倉」選手。
裂傷した唇の治療を受けた後、バックステージ会見を欠席。
そのまま、去就を明言せずに帰宅しました。
【超RIZIN.3】平本蓮 衝撃KO後のマイクで呼びかけ
興奮冷めやらぬリング上で勝利した「平本」選手は、
マイクを握ると、こう切り出しました。
「今日マイクなにも考えてなくて、とにかく朝倉未来ありがとう。そして引退しないでください。朝倉未来がいたから、こんなに情熱を持ってやってこられたし、自分を見つめ直せた。マジで何も言えることないです。とにかく勝ってうれしい。ちょっと早く帰りたいんで、この辺でありがとうございました」
自らの勝利の喜びより
「負けたら引退」を公言していた「朝倉」選手へのメッセージを送りリングを下りたのが印象的でした。
弟・朝倉海のコメント
格闘家「朝倉海」選手は、兄である「朝倉未来」選手が引退を示唆したことについて、29日に自身のSNSを更新しました。
朝倉海:
「世界一になって戻ってくる日を待つ
朝倉兄弟の戦いは続いていく」
兄弟愛が溢れたコメントに、投稿して3時間足らずで「いいね」が3万件以上もついています。
ファンとしては最後まで「朝倉兄弟の戦い」を見届けていきたいものです。
世界一になって戻ってくる日を待つ
— 朝倉 海 Kai Asakura (@kai_1031_) July 29, 2024
朝倉兄弟の戦いは続いていく
【試合を終えて】
朝倉未来 選手のYouTube
■試合を終えて
YouTube「朝倉未来 Mikuru Asakura」チャンネル